GPS NETWORKING GPS/GNSS アンテナ分配増幅器 アンテナ混合器 GPS信号再放射キット


GPS増幅器,GPSアンテナ分配器, GPSアンテナ混合器
コネクタ, 利得 など特注に応じます.
8分配を超える場合は組み合わせで対応します.お問い合わせください.

G

増幅分配器の型番指定

XX N RM HI A LDCB S1X32 - T / 5 / 110

XX

ラックマウント型の電源オプションの指定です.
無し:MILコネクタに直流24Vを供給します.ACアダプタは付属しません.
DPオプション:2台のACアダプタ(100-240V PSE対応)を持ち、ホットスワップできます.
SDオプション:1台のACアダプタ(100-240V)がシャーシに直付けされています.ACアダプタのみの交換はできません.

N

外部電源付か否かを指定します.
N は外部電源を意味します.外部電源を指定した場合は,必ず末尾にアンテナへの供給電圧(例 /5)とAC電源の電圧(例 /110)を付加します.これによりすべての出力ポートは DC ブロックされます. N を省くと J1 出力ポートに接続された機器から自身とANTポートに電源を供給する仕様になります.この場合、J1 以外の出力ポートは DC ブロックされ,アンテナシミュレーションが提供されます.
J1 ポートに接続された機器を常に分配器やアンテナの電源とする場合は N オプションは不要です。 分配器に接続された機器をしばしば交換する場合は,N オプションを指定して,外部電源から電源を供給することをお奨めします.

D

ラックマウント型のみアンテナ2入力を指定します.

RM

ここにはラックマウント型か否かを指定します.RM はラックマウントモデルを意味します.RM を省くとモジュール単体になります.

HI

ここには出力ポート間の高アイソレーションを指定します. HI は高アイソレーションモデルを意味し,高いポート間アイソレーションが保証されますが、利得は小さくなります, HI を 指定する際は必ず下記の A オプションも指定します. ポート間アイソレーションにより,この分配器に接続された受信機と受信機が干渉するのを防ぎます. 受信機を直接接続する最下流の分配器には必ず HI モデルを指定してください. 分配ネットワークの中流 上流の分配器は HI を省いた通常の分配器を使用します.

A

ここには増幅器付か否かを指定します. A は増幅器内蔵モデルを意味し,入力出力ポート間に利得があります. A を省くと、パッシブな分配器になり,入出力ポート間に分配ロスが生じます. 上記 HI オプションを指定する際は必ず A オプションを指定します.

LDCB

LDCB は Loaded DC Blocked すなわち,接続機器から出力される直流電流はブロックし、200Ωて終端するアンテナシミュレーションが提供されます.これにより出力ポートに接続された機器は,あたかもアンテナに給電しているように動作します. 上記 N オプションが省かれた場合,J1 出力ポートのみアンテナシミュレーションとDCブロックが無効になり、J1に接続された機器を自身と上流への電源とします.

S

S は Splitter すなわち分配器を意味します.

1X32

ここには分配数を指定します. 1X32 は1入力を32出力に分配することを意味します。1X2 1X4 1X8 1X16 1X32 があります.2X16と2X32はアンテナ2入力モデルです.1X16 と 1X32 と 2x16 と 2x32 は必ずラックマウント型になりますので,上記 RM オプションを合わせて指定します. 1X8 は RM オプションとの組み合わせでモジュール単体でも 1U ラックシャーシでも提供できます. その他はモジュール単体となります。

-

 

T

ここには入出力コネクタの種類を指定します. T は TNC コネクタを意味します.ポート毎に S(SMA), B(BNC), T(TNC), N(N) メスコネクタを指定できます.オスコネクタは雌雄変換アダプタで対応します. N型コネクタを指定するには T を N に置き換えます.
注:ポート毎に異なったコネクタを指定することもできます.例: -N,J1-T,J2-B,J3-S とするとJ1はTNC J2はBNC J3はSMA その他はN型コネクタになります.
注:アンテナポートだけN,出力はTNCにしたい場合は DPNRMHIALDCBS1X32-N-B/5.0/2.1mmX2 のように -N-B と指定します.

/5

ここには上記 N (外部電源付) モデルを指定した場合の直流出力電圧を指定します. /5 は DC5V をGPSアンテナに出力することを意味します. 3.3V, 5V, 12V を指定できます.5Vが一般的ですが 他の電圧を必要とするアンテナも存在します.アンテナの仕様を確認の上,適切な電圧を指定ください.
DPRMでは /5.0 と指定します.

/110

ここには上記 N (外部電源付) モデルを指定した場合の交流入力電圧を指定します. AC100V 50/60Hz で使用する際は /110 を指定します. AC200V 50/60Hz で使用する際は /220 を指定します.
ここに /2.1 と指定した場合5.5/2.1mm DCジャック電源入力となります./2.1X2 は電源冗長化を意味します.

 

ご不明な点は,お気軽に上記問い合わせ先ないしは問い合わせフォームから弊社にお問い合わせください.一部機種は貸出評価器も用意しております.


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