対象となる製品：

機器PN	製品名
3018-00xx-00x	Tempus LX CDMA-J ネットワークタイムサーバ
3015-00xx-00x	Tempus LX GPS ネットワークタイムサーバ
3016-00xx-00x	Unison CDMA ネットワークタイムサーバ
3017-00xx-00x	Unison GPS ネットワークタイムサーバ
3019-xxxx-00x	Meridian GPS 標準周波数発生器/時刻標準
3020-xxxx-00x	Tycho CDMA 時刻標準
3021-xxxx-00x	Tycho GPS 時刻標準
3025-xxxx-00x	Meridian CDMA 標準周波数発生器/時刻標準
3204-xxxx-00x	RTM3204 GPS タイミングモジュール

※一部のモデルは日本未対応です。
※"x"の部分は搭載した工場出荷オプションにより異なります。

対応方法：
製品にrootでログインし、専用エディタで /etc/shadow ファイルを編集し、非特権ユーザの有効期限を削除します。
操作方法は次の通りです。

Tempus LX CDMA-Jでの例 (非特権ユーザ名は cntpuserとなります)：
1, root でログインします

2, 専用エディタで /etc/shadow ファイルを編集します
　Tempus LX CDMA(root@Tempus:)~)-> edit /etc/shadow と入力すると以下の様に出力されます

root:$1$10WeuCtg$PGsPiLTELkqRZ0rXiTnpE/:11307:0::::: bin:*:9797:0::::: daemon:*:9797:0::::: adm:*:9797:0::::: sync:*:9797:0::::: shutdown:*:9797:0::::: halt:*:9797:0::::: operator:*:9797:0::::: nobody:*:9797:0::::: cntpuser:$1$1jKcu23T$.KHAtYBBYq4BiNlqn3h/e1:11274:0:99999:7::14609: sshd:!:11933:0:99999:7:::

3, 出力された表示の8行目 cntpuser～ の値 14609 を削除し以下のように修正します

cntpuser:$1$1jKcu23T$.KHAtYBBYq4BiNlqn3h/e1:11274:0:99999:7:::

4, 変更を保存します

　Control-k x (Ctrl + Kキーの後にXキーを押します)

5, 変更された shadow ファイルを以下のコマンドで /boot/etc/ にコピーします

　cp -p /etc/shadow /boot/etc

以上で変更は完了し、非特権ユーザでのログインができるようになります。

※2010年1月12日以降に弊社より出荷した製品、および以下のファームウェアへ更新した製品では修正されております。

firm：6010-0042-000: V5.11 , 6010-0044-000: V5.11

ファームウェア更新手順はこちら