機能概要 |
|
| PoE電源を供給 | IEEE 802.3af（15.4W PoE）又は 802.3at（30W PoE+）PSE（給電側機器） |
| 電源管理 |
PoE給電を無効にするDipスイッチ有り PD（受電側機器）Class 0～4 自動検出 過電流保護 |
| PD給電リセット | PD（受電側機器）の電源OFF/ONを遠隔から行う機能。中央側の光ファイバを抜いて通信を遮断すると、遠隔にあるPerle PoEメディアコンバータはリンクダウンを検出し、自動的にPoE給電を切り、2秒後に復帰します。こうして離れた場所にあるPD装置（IPカメラ、アクセスポイントなど）がフリーズした際、簡単に光ファイバの抜き差しだけでリセットできます。この機能はDipスイッチで無効にすることができます。 |
| PDサポート |
幅広いPD（受電側機器）に対応： ・ IEEE準拠PoE/PoE+、Alternative（タイプ）A／Ｂ ・ 従来の高キャパシタンスPD ・ 従来無線LANアクセスポイント |
| 電源コード固定 | コードが誤って抜かれることを防ぐネジ止め付き |
| SFP速度検出 | 挿入されたSFPモジュールの速度（100Mbps又は1000Mbps）を自動的に検出 |
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オートネゴシエーション （802.3u） |
UTPインタフェース及び光ファイバインタフェースはIEEE 802.3の各仕様に準拠してオートネゴシエーションを行います。全二重、半二重、遠隔障害、全二重ポーズ、非対称ポーズ、自動MDI-Xに対応しています。 |
| 自動判別MDI-X | 自動判別MDI/MDI-X、UTP側に接続される機器ポートの種類を自動判別し切替えを行うのでケーブル（ストレートまたはクロスケーブル）の違いを意識せずにメディアコンバータに使用することができます。 |
| リンクパススルー | 一つのインタフェースのリンク状態をもう一つのインタフェースのリンクに反映させる。この機能はDipスイッチで無効にすることができます。 |
| ファーエンドフォールト（FEF） | 光ファイバインタフェースの受信側でリンクが落ちたことを検出した場合、自動的に光ファイバ送信側リンクを落とします。この機能はDipスイッチで無効にすることができます。 |
| ポーズ（IEEE 802.3xy） | ポーズ（Pause）信号は、2つの装置間で、片方の装置が過負荷になると、データ送信を一時的に中断するIEEE仕様です。10/100/1000Base-T及び1000Base-X側でのポーズネゴシエーションをサポートします。 |
| VLAN | VLANタグ付きパケットを透過的に転送します。 |
機器仕様 | |
| インタフェース | |
| 10/100/1000Base-T | RJ-45コネクター、10/100Baseには4芯Cat5又はEIA/TIA
568A/B以上、1000Baseには8芯Cat5以上。 磁気分離：1.5Kv |
| 光ファイバ | 機種によって２芯又は１芯ファイバ、マルチモード又はシングルモード マルチモード：50/125 μm又は62.5/125μm シングルモード：9/125μm |
| フレーム転送 | |
| フレームサイズ | 最大10,240バイト（ギガビットイーサネット） 最大2,048バイト（ファストイーサネット） |
| バッファー | 1,000Kbitsフレームバッファーメモリー |
| フィルター | 1,024個のMACアドレス |
| 電源 | |
| 電源入力 |
PoE機種：46～57vDC PoE+機種：52～57vDC コネクタ：2ピン取り外し可能ターミナル |
| 電源アダプタ | 100～240vAC、安定化DCアダプタ |
| 消費電源 | 3.5ワット |
| PoE給電 | |
| UTPケーブル | PoE機種：Cat5以上 PoE+機種：Cat5E以上 |
| PSE給電 | PoE機種：最大15.4ワット PoE+機種：最大30ワット |
| PoEタイプ | Alternative A： ピン1/2/3/6 Alternative B： ピン4/5/7/8 従来PoE： ピン4/5/7/8にて極性反転 従来高カパシター検出（ピン4/5/7/8） |
| LEDランプ | |
| 電源（PWR） | 可動時に緑色で点灯。ファイバポートがループバック試験モードに入っている時はゆっくり点滅、ハードウェア問題が検出された時は早く点滅。 |
| ファイバリンク（LKF） | 緑色、光ファイバでリンクアップ時は点灯、リンクダウン時は消灯。早く点滅する時はデータ送受信有り、ゆっくり点滅時はリンクパススルー機能でリンクダウン。 |
| 銅線リンク（LKC） | 緑色、早く点滅する時は銅線（UTP）でリンクアップ且つデータ送受信有り、ゆっくり点滅時はリンクパススルー機能でリンクダウン。 |
| ファイバ二重（FDF） | 緑色、点灯時はファイバポートが全二重で通信、消灯時は半二重で通信。 |
| 銅線二重（FDC） | 緑色、点灯時は銅線（UTP）ポートが全二重で通信、消灯時は半二重で通信。 |
| 銅線速度（SPD） | 緑色点灯時1000Mbps、黄色点灯時100Mbps、消灯でLKCが早く点滅する時は10Mbps |
| PoEステータス（PSE） | 緑色点灯時はPDへ給電しています。 橙色点灯時はPoEがオン状態だがPD（受電側機器）が検出されず、又はPD給電リセットにより給電がリセット中。 消灯時はPoEがオフ状態。 赤色点滅時はエラー状態でPoE給電不可。 |
| 外部DIPスイッチ | |
| 自動ネゴシエーション （IEEE 802.3u） |
Up（初期設定）、10/100/1000Base-Tインタフェースで802.3uネゴシエーションを行う。 速度、二重、ポーズ（Pause）及び遠隔障害通知の機能を相手に通知します。相手が802.3uネゴシエーションをサポートしない場合、 インタフェースがIEEE基準に従って10Mbps又は100Mbpsを検出して半二重で作動します。 Down、インタフェースが802.3uネゴシエーションを行わず、速度スイッチと二重スイッチに従って作動します。 |
| リンクモード |
Up（通常モード、初期設定）且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがUpの時、10/100/1000Base-Tインタフェースがリンクダウンした場合、ファイバインタフェースも落とします、更にファイバ上でリンク障害を通知します。 Up且つ自動ネゴシエーションがDownの時、10/100/1000Base-Tインタフェースの状態はファイバインタフェースに反映されません。 Down（リンクパススルー）且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがUpの時、10/100/1000Base-Tインタフェースがリンクダウンした場合、ファイバインタフェースも落とします、更にファイバ上でリンク障害を通知します。ファイバ障害通知を相手から受信した場合、10/100/1000Base-Tインタフェースを落とします。 Down（リンクパススルー）且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがDownの時、10/100/1000Base-Tインタフェースがリンクダウンした場合、ファイバインタフェースも落とします。ファイバインタフェースがリンクダウンした場合、10/100/1000Base-Tインタフェースも落とします。 |
| ファイバ障害通知 | Up（有効、初期設定）、ファイバインタフェース受信側でリンクダウンを検出した場合、送信側も一時的に落とし、定期的に送信側の再確立を試す。 Down（無効）、ファイバインタフェース受信側でリンクダウンを検出しても、送信側を落としません。 このDIPスイッチが機能するのは、自動ネゴシエーションDIPスイッチがDownの時のみ。 |
| ループバック | Up（Off、初期設定）、ファイバインタフェースは通常モードで通信します。 Down、ファイバインタフェースはループバック（折り返し）モードで作動します。 |
| 速度 |
Up（初期設定）、且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがDownの時、10/100/1000Base-Tインタフェースが100Mbpsで作動します。 Down、且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがDownの時、10/100/1000Base-Tインタフェースが10Mbpsで作動します。 |
| 二重 | Up（初期設定）、且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがDownの時、10/100/1000Base-Tインタフェースが全二重で作動します。 Down、且つ自動ネゴシエーションDIPスイッチがDownの時、10/100/1000Base-Tインタフェースが半二重で作動します。 |
| ファイバ ネゴシエーション |
Up（初期設定）、ファイバインタフェースでネゴシエーションを行い、速度1000Mbps・全及び半二重・ポーズ無しを相手に通知します。相手がPerle製のメディアコンバータやイーサネットスイッチの場合、このスイッチはUpが推奨設定です。 Down、ファイバインタフェースでネゴシエーションを行わず、速度1000Mbps・全二重固定で作動します。 |
| PoE | Up（初期設定）、PSE給電を行う。Down、PSE給電を行わない。 |
| PD電源リセット |
Up（初期設定）、PD電源リセットは無効、ファイバインタフェースがリンクダウンしてもPD電源リセットを行わない。 Down、PD電源リセットを有効、ファイバインタフェースがリンクダウンした時はPD電源をリセットします。 |
| ファイバ冗長化 |
（２つのファイバインタフェースを持つ機種のみ） Up（初期設定）、冗長化は無効、２つのファイバインタフェースは独立して作動します。 Down、冗長化は有効、ファイバ１はプライマリーとして作動してファイバ２はバックアップとして待機します。ファイバ１がリンクダウンした場合、50ミリ秒以内に通信がファイバ２へ切り替えます。 |
| ファイバ冗長プライマリー |
Up（初期設定）、冗長化によって通信が切り替えた時、バックアップとして待機していたインタフェースがプライマリーになり、リンクダウンしたインタフェースがバックアップになり待機し、その後復帰してもプライマリーにならず続いてバックアップとして待機します。 Down、ファイバ１がプライマリーとして、ファイバ２がバックアップとして作動、冗長化によって通信が切り替えてもその役割は変わりません。 |
| 内部ジャンパースイッチ | |
| 自動MDIX |
AUTO（初期設定）、自動的に10/100/1000Base-Tインタフェースで極性を検出し、合わせます。 MDI、10/100/1000Base-TインタフェースがMDIXとして通信します。 |
| PoE給電タイプ | Alternative A（初期設定）、RJ-45ピン1/2極性を（＋）に、ピン3/6極性を（－）にします。 Alternative B、RJ-45ピン4/5極性を（＋）に、ピン7/8極性を（－）にします。 従来型（レガシー）、RJ-45ピン7/8極性を（＋）に、ピン4/5極性を（－）にします。 |
| イン | |
| 10/ | 40 |
| ビットエラーレート | ＜10-12 |
| 環境仕様 | 動作温度：0℃~50℃；保存温度：-25℃から70℃ 動作湿度：5%から90% (結露なきこと) 保存湿度：5%から95% (結露なきこと) 動作高度：３０４８ｍまで |
| 熱量 | 6.8 BTU/hr |
| MTBF | 電源アダプタなし：595,000hr 電源アダプタあり：333,000hr (MIL-HDBK-217-FN2@30℃による) |
| 取り付けマウント | オプション； Dinレールキット、ラックマウントキット |
| 諸元 | 80(W)x80(D)x26(H)mm, 0.3Kg 梱包170x280x70 |
| 認証規格 | エミッション：FCC part15 Class B, EN55022 Class B: CISPR 22 Class B EN61000-3-2 イミュニティ：EN55024 電気安全：UL60950-1, EN60950,CE;レーザ安全：EN60825-1:2007 ; 光送信部は、Class1レーザ安全要求(IEC-60825 FDA/CDRH基準)に適合しています。 21CFR1040.10と21CFR1040.11に準拠しています。 |
| 環境認証 | Reach、RoHS、WEEE準拠6.8 |
| その他 | ECCN: 5A991A, HTSUS番号；8517.62.0050; パール社限定生涯保証 |
| IPカメラをイーサネットに接続 |
多くのIP監視カメラは厳しい温度環境に設置されます（屋上、天井、電柱、フェンス、パイプライン、線路、道路）。PoEメディアコンバータに接続すれば、カメラの電源に関わるコストは削減できますし、電源ケーブルも省けます。消費電力の高いIPカメラ（例えばPTZ）には、30ワットを給電するPoE+対応メディアコンバータ機種も用意しています。  |
| UTP仕様のスイッチを光ファイバスイッチに相互接続 |
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| アプリケーション例3 |
 |
| アプリケーション例4 |
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型 式 |
コネクタ |
規 格 |
送信(dBm) |
受信(dBm) |
出力(dBm) |
波長 |
ファイバタイプ |
動作距離 |
|||
Min |
Max |
Min |
Max |
バジェット |
(nm) |
||||||
S-100-M2ST2 |
Dual ST |
100Base-FX |
-20.0 |
-12.0 |
-31.0 |
-14.0 |
11.0 ＊ |
1310 |
MMF |
2Km |
|
S-100-M2SC2 |
Dual SC |
100Base-FX |
-20.0 |
-12.0 |
-31.0 |
-14.0 |
11.0 ＊ |
1310 |
MMF |
2Km |
|
S-100-M2LC2 |
Dual LC |
100Base-FX |
-20.0 |
-12.0 |
-31.0 |
-14.0 |
11.0 ＊ |
1310 |
MMF |
2Km |
|
S-100-S2ST20 |
Dual ST |
100Base-LX |
-18.0 |
-7.0 |
-32.0 |
-3.0 |
14.0 |
1310 |
SMF |
20Km |
|
S-100-S2SC20 |
Dual SC |
100Base-LX |
-18.0 |
-7.0 |
-32.0 |
-3.0 |
14.0 |
1310 |
SMF |
20Km |
|
S-100-S2LCT20 |
Dual LC |
100Base-EX |
-15.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-5.0 |
19.0 |
1310 |
SMF |
20Km |
|
S-100-S2ST40 |
Dual ST |
100Base-EX |
-5.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-3.0 |
29.0 |
1310 |
SMF |
40Km |
|
S-100-S2ST40 |
Dual ST |
100Base-EX |
-5.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-3.0 |
29.0 |
1310 |
SMF |
40Km |
|
S-100-S2ST40 |
Dual ST |
100Base-EX |
-5.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-5.0 |
29.0 |
1310 |
SMF |
40Km |
|
S-100-S2ST80 |
Dual ST |
100Base-ZX |
-5.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-3.0 |
29.0 |
1550 |
SMF |
80Km |
|
S-100-S2SC80 |
Dual SC |
100Base-ZX |
-5.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-3.0 |
29.0 |
1550 |
SMF |
80Km |
|
S-100-S2LC80 |
Dual LC |
100Base-ZX |
-5.0 |
-0.0 |
-34.0 |
-5.0 |
29.0 |
1550 |
SMF |
80Km |
|
S-100-S2ST120 |
Dual ST |
100Base-ZX |
-0.0 |
-5.0 |
-35.0 |
-3.0 |
35.0 |
1550 |
SMF |
120Km |
|
S-100-S2SC120 |
Dual SC |
100Base-ZX |
-0.0 |
-5.0 |
-35.0 |
-3.0 |
35.0 |
1550 |
SMF |
120Km |
|
S-100-S2LC120 |
Dual LC |
100Base-ZX |
-0.0 |
-5.0 |
-34.0 |
-5.0 |
34.0 |
1550 |
SMF |
120Km |
|
| シングルファイバ機種 ：（"U"と"D" 機種を対向で使用します） | |||||||||||
型 式 |
コネクタ |
規 格 |
送信(dBm) |
受信(dBm) |
出力(dBm) |
波長 |
ファイバタイプ |
動作距離 |
|||
Min |
Max |
Min |
Max |
バジェット |
(nm) |
||||||
S-100-S1SC20U |
Single SC |
100Base-BX |
-14.0 |
-8.0 |
-32.0 |
-3.0 |
18.0 |
1310 |
SMF |
20Km |
|
S-100-S1SC20D |
Single SC |
100Base-BX |
-14.0 |
-8.0 |
-32.0 |
-3.0 |
18.0 |
1550 |
SMF |
20Km |
|
S-100-S1SC40U |
Single SC |
100Base-BX |
-8.0 |
-3.0 |
-32.0 |
-3.0 |
25.0 |
1310 |
SMF |
40Km |
|
S-100-S1SC40U |
Single SC |
100Base-BX |
-8.0 |
-3.0 |
-32.0 |
-3.0 |
25.0 |
1310 |
SMF |
40Km |
|
*62.5/125nm 光ファイバ使用時
| メディアコンバータ アクセサリ | |
DINレールアマウント |
DIN レール取り付け金具 |
MCSM |
スタンドアロン型メディアコンバータ壁取り付け金具 |
