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PortMonによるトレースの取得 Windows NT/2000/XP

Sysinternalの PortMon はマイクロソフト Windows 上で実行するポートモニターツールです.モニタするポートを選択すると,そのポートに関するデバイスドライバの入出力をすべて記録することができ,トラブルシューティングや障害解析の強力な道具となります. PortMonは次のサイトからダウンロードできます.

http://www.microsoft.com/technet/sysinternals/ProcessesAndThreads/Portmon.mspx

注記: PortMon には Windows NT, 2K, XP, と .NET 上で実行するバージョンと, Windows 95, 98, と Me のためのバージョンがあります.
  1. PortMonをダウンロードしたら, アプリケーションを起動する前にPortMonを起動します.

  2. PortMonを起動したら,まず自分のローカルのマシンに接続していることをタイトルバーで確認します (図1).

    図 1 - PortMon はローカルマシンに接続している

  3. まだ,接続していないと "Portmon - Not Connected" と表示されます (図 2).

    図 2 - PortMon はローカルマシンに接続していない

  4. PortMonがまだ接続していないのならば,Computerから Connect Local を選択します (図 3).

    図3 - PortMon をローカルマシンに接続する.

  5. 次に,PortMonを設定します.まず,PortMonがログファイルに記録する最大バイト数を設定します.EditからMax Output Bytesを選択します (図4).

    図 4

  6. ロギングするデータバイト数を4096に増やします (図 5).

    図 5

  7. Options メニューを開き,Show Time, Show Hex にともにチェックが付いており, Clock Time はチェックされていないことを確かめます.
    注記: 下の3つのオプション Hide Toolbar, Auto Scroll, Always On Top は記録するデータに影響を与えません (図 6).

    図 6

  8. 最後に,モニタするポートを選択します. Capture メニューから Ports を選択し,モニタするポートにチェックをつけます(図 7).
    注記: ほかのアプリケーションにすでに使われているポートは選択することはできません.

    図 7

  9. PortMonの生成するログファイルのことを PortMonトレースと呼びます. PortMon トレースを生成するには2つの方法があります.それぞれ生成するデータの量が異なります.

    A.  PortMonを開き,FileメニューからLog to Fileを選択し,試験対象のアプリケーションを実行し,採取を終えたらLog to Fileの選択をはずしてロギングを止めます.
    B.  PortMonを開き,試験対象のアプリケーションを実行し,FileメニューからSave Asを選択します.

    注記: Save As... は Log to File の約半分のデータしか記録しません.なるべくLog to Fileを使ってください(図 8).


     図 8

  10. Log to File を選択すると,PortMon Log-to-File Settings のボックスが表示されます. "..." のボタンをクリックし,ログファイル名と置く場所を選択します (図 9).

    注記: Append はチェックを外し, Max Log Size は 0 (無制限)にしておきます.


     図 9

  11. ここでアプリケーションを起動します. PortMonはシリアルポートのアクティビティを表示し,ログファイルに記録します(図 10).

     図 10

  12. 試験を終えたら,FileメニューからLog to File のチェックを外してログを閉じます.ログを再開するには再びチェックをつけます.ログファイルを閉じたらテキストエディタで開いて内容を確認できます (図 11).


    図 11

ログの読み方と注目すべき点:

Time は一つ前のイベントからの経過時間を秒で表しています.
Process はポートにアクセスしているプロセスです.
Request はボートに対するリクエストです.
Port はシリアルポートです.
Result リスエスとに対する結果です.
Other にはデータ長とその内容があります.

データ長が常に1であるようなアクセス方法(一文字単位の送受信)では,スループットよりも応答性を重視した設定を行うべきです.
データ長が長くなるアクセス方法では,応答性よりもスループットを重視した設定をすべきです.







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